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陸・海・空士官学校総同窓会長座談会「統廃合で韓国軍の専門性低下すれば北に戦略的利益」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.25 15:34
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陸・海・空軍の士官学校を統廃合し、大田(テジョン)の紫雲台(ジャウンデ)に「国軍士官学校」を創設するという安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官の7月の発表以降、軍の内外からの反発が強まっている。国防部は現代戦の様相の変化に合わせて統合作戦能力を強化するためには統合が不可避という論理を展開している。しかし3つの士官学校の同窓会総連合会はそれぞれの軍種の専門性が損なわれることなどを理由に、一斉に反対の立場を示している。こうした中、李在明(イ・ジェミョン)大統領が今月5日、「陸軍士官学校出身者が3回のクーデターを起こした」と発言し、クーデター防止のために士官学校の統合を急ぐよう指示したことで、反発はさらに激しくなった。

こうした中、パク・パンジュン陸軍士官学校総同窓会長(70)、イ・ボムリム海軍士官学校総同窓会長(67)、ファン・ソンジン空軍士官学校総同窓会長(64)を一堂に招き、士官学校の統廃合について、それぞれの立場を聞いた。陸軍士官学校36期で予備役陸軍大佐のパク会長は韓米連合司令部の計画運営処長、国防部装備課長などを歴任した。海軍士官学校36期で予備役海軍中将のイ会長は第3艦隊司令官、合同参謀本部次長、海軍士官学校長などを務めた。空軍士官学校33期で予備役空軍中将のファン会長は航空戦闘司令官、空軍士官学校長、空軍作戦司令官などを歴任した。

 
--3つの総同窓会の統廃合に対する公式な立場を知りたい。

パク・パンジュン=未来の戦争に備えた教育改革と統合作戦能力の強化には賛成するが、物理的な統廃合には反対する。陸・海・空の3軍は戦場環境や作戦概念が異なるため、統合すれば各軍種の専門性が弱まることが懸念される。各軍の歴史と伝統を維持しながら、人工知能(AI)・ドローン・サイバー教育や相互交流を拡大する「分離教育・統合交流・統合作戦」という方式の改革のほうが合理的だ。

イ・ボムリム=士官学校は各軍のアイデンティティーを確立するための養成教育機関であり、遠い将来に佐官級の将校に求められる統合作戦能力を学ぶ場所ではない。士官候補生の教育で統合作戦能力がそれほど重要であれば、365日戦争を遂行している米軍はとっくに統合しているはずだが、実際には分離して運営している。

ファン・ソンジン=統合作戦能力とはそれぞれの領域の専門性を適時・適所で統合運用し、戦闘力を最大化する指揮統制の領域だ。これはそれぞれの領域の専門性を効果的につなぐ統合計画・戦力発展・指揮統制システムの完全性と、バランスの取れた組織・人員運用を通じて実現される。将校の養成体系で提起された問題は間違った物理的統合ではなく、政策的な手段によって解決できる。

--国防部は3軍を分離する体制は施設・人員・行政の「3重の無駄」と指摘している。

パク=軍種ごとの特性を見落とした主張だ。世界最強の統合作戦能力を運用する米国も3軍の士官学校を分離して運営し、軍種をまたいだ任官など士官候補生の交換教育を活発に行っている。統廃合は「矯角殺牛(少しの短所を直そうとして、逆に全体が悪くなってしまうこと)」だ。

イ=一部に非効率があるとしても、百年の計である士官候補生の教育を経済性だけを基準に判断して強引に進めてはならない。現在でも学年別の交流や意思疎通は十分に行われている。毎日顔を合わせて生活すれば統合作戦能力が高まるという考えは無理のある論理だ。特に海軍の士官候補生は海を見ながらともに生活し、海について考えながら4年間を過ごしてこそ、海を理解する真の海軍将校になることができる。

ファン=一部の非効率は、統廃合ではなく機能統合によって十分に解消できる。統合すれば、新たな施設の建設費、移転費用、行政費用など莫大な付随費用が発生し、統合による実質的なコスト削減効果は小さくなる。士官候補生時代の交流不足が統合作戦能力の発揮を制約するという主張は論理の飛躍だ。3軍は現在も体系的な相互派遣教育を行っている。統廃合を強行すれば、空軍では航空宇宙分野に特化した教育の質が低下する。

--大統領は、クーデターの歴史を統合の根拠に挙げた。

パク=統廃合の背景には、陸軍士官学校の歴史とアイデンティティーを弱体化させるという政治的な目的があるということではないのか。統廃合によって軍の専門性と戦闘力が低下すれば、結果的に北に戦略的利益を与えるおそれがあり、警戒するべきだ。タイでは3軍の士官学校と警察幹部の養成機関まで一つの士官学校に統合したところ、同期生同士によるクーデターが頻繁に起きている。

イ=統廃合の政治的な本音を露呈した。一部の政治軍人による誤ったクーデター事件の責任をなぜ士官学校に負わせるのか。戒厳令を発動できないようにするために統廃合するという発想はコメディーだ。検証もなく統廃合を行えば、空の「タカ」、陸の「ライオン」、海の「サメ」を専門性のない「奇形的なカモ」にしてしまい、最終的には戦力低下による国家安全保障上のリスクを招く。

ファン=統廃合は「内乱克服・未来国防設計のための官民軍特別諮問委員会」の勧告に基づいて推進されているが、大統領の発言と国防部の説明を見ると政治的な目的があるようだ。しかし、本来の趣旨とは異なり、同期意識や連帯意識で結束した巨大な単一士官学校が誕生すれば、軍の多様性が低下し、思想や文化の画一化によって、軍首脳部が集団思考に陥る可能性を高めかねない。勢力化の防止や歴史の断絶が目的なのであれば、統合に先立ち、けん制と均衡を備えた軍人事・補職制度の改革や、軍の上部構造の改革を先に推進するのが望ましい。

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    2026.08.25 15:34
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    国防部が3つの士官学校を統合して国軍士官学校を新設する計画を推進することに反発してきた陸・海・空軍士官学校の総同窓会長らが24日、戦争記念館で会い「政治的な意図によって強行される統廃合は必ず阻止する」と述べた。左からパク・パンジュン陸軍士官学校総同窓会長(70)、イ・ボムリム海軍士官学校総同窓会長(67)、ファン・ソンジン空軍士官学校総同窓会長(64)。
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