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マグロまで全滅…真っ赤に染まった巨文島の海を覆う「見慣れない生物」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.25 06:59
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1週間ぶりに船が出た。全南光州(チョンナムクァンジュ)特別市・高興(コフン)の鹿洞(ノクドン)港から船に乗り、3時間ほどたつと、ようやく島が姿を現した。多島海(タドヘ)海上国立公園の最南端に位置する巨文島(コムンド)だ。



 
先月16日に訪れた島は閑散としていた。船着き場の前は、人よりも猫のほうが多いように見えた。

「昨年から風浪注意報が出ることが特に多くなり、船がたびたび欠航するため、島を訪れる客も減った。海が荒れるようになったせいだ」

出迎えに来た巨文島ダイブリゾートのチョン・ミンギョ代表が話した。

一緒に船を降りた「国立公園を守る市民の会」(以下、市民の会)のメンバーたちは、急いでダイビング器材をそろえ、チョン代表の船に乗り込んだ。彼らが島を訪れたのは、巨文島の水中生態系の変化を調査するためだ。市民の会のチョン・インチョル事務局長は、「巨文島は黒潮の支流である対馬暖流の通り道にあり、多種多様な生物が数多く生息している」としたうえで、「海洋における気候変動の影響が最も顕著に表れている場所だ」と説明した。

◇高水温でサンゴが溶け、アイゴの群れが襲来

市民の会のダイバーたちと一緒に海に潜った。水深約15メートルに達すると、巨大なソフトコーラル(軟質サンゴ)の群落が見え始めた。近づいてみると、ウミトサカ類のサンゴが人の背丈ほどにまで成長していた。

チョン事務局長は、「水温が急激に上昇したことで、3~4年前からソフトコーラルが非常に速いペースで成長し始め、この海域に定着した亜熱帯性の魚も増えた」とし、「高水温によるストレスで溶け、死滅したとみられるサンゴも見つかった」と話した。

水温が30度近くまで上昇するなか、亜熱帯海域に生息する有毒魚が現れる頻度も増えた。最近では、アイゴの大群がカジメの藻場を食べる様子が確認された。アイゴは群れで行動しながら海藻を食べるが、水温が26度を超えると摂餌活動が爆発的に活発になることが知られている。

チョン事務局長は、「広大なトウモロコシ畑を食い尽くしていくバッタの大群のように藻場を荒廃させれば、魚の産卵場所が失われるなど、海洋生態系に連鎖的な影響が及びかねない」と懸念を示した。

マグロまで全滅…真っ赤に染まった巨文島の海を覆う「見慣れない生物」=韓国(2)

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    2026.08.25 06:59
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    薄い海霧に包まれた多島海(タドヘ)国立公園の巨文島(コムンド)。チョン・グォンピル記者
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