韓国、国産がんワクチンはいつできるのか…テラジェン代表「技術はあるが作るところがない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.24 14:42
モデルナとメルクが個別化mRNA(メッセンジャーRNA)黒色腫(皮膚がん)ワクチンの第3相臨床試験に成功したことで、各個人に合わせたがん治療の時代への期待が高まっている。腫瘍学・がんゲノム分野の専門家、テラジェンバイオ代表兼最高技術責任者(CTO)のペク・スンミョン氏は23日、中央日報のインタビューで、今回の成功事例について「mRNAがんワクチンは最終的にはさまざまながんに適用できるプラットフォームへと発展する可能性があるとみている」と評価した。個別化がんワクチンとは、患者のがん細胞の遺伝子変異を分析し、免疫反応を引き起こす新生抗原を選定した後、患者一人ひとりに合わせて作る治療用ワクチンをいう。
ペク代表は乳がん標的抗がん剤「ハーセプチン」の初期臨床研究や、乳がん精密診断検査「オンコタイプDX」の開発に参加した。サムスンがん研究所長や延世大医学部教授などを歴任し、20年以上にわたりがんゲノムを分析しながら患者ごとの治療法を見つけ出すがん精密医療を研究してきた。2020年にテラジェンバイオに加わり、新生抗原を基盤とした個別化がんワクチンを開発している。