【コラム】親日か反日だけが記憶される時代
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.24 11:16
2008年、フランス・カンヌ映画祭への出張で『グッド・バッド・ウィアード』を楽しく視聴した。しばらくして韓国で公開された映画をもう一度見に行くと、変わっているところがあった。カンヌでは「いい奴」パク・ドウォンは金だけを追う賞金稼ぎだったが、ソウルでは独立軍の資金を集める烈士になっていた。なぜ変えたのかと尋ねると、広報会社側は「よくご存じのくせに」と笑った。それが大衆の感性により合うという意味に聞こえた。
日帝強占期を時代背景とする映画やドラマでは、たいてい独立運動家と親日派が主要人物として登場する。キム・ドゥハンが鍾路(チョンノ)でやくざとして暮らしていたのも(ドラマ『野人時代』)、秘密クラブでチョ・ナンシルがダンサーとして活動するのも(映画『モダンボーイ』)、すべて独立運動のためだ。