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「戦時選挙はウクライナ分裂の津波」…ゼレンスキー大統領、前国防相の要求一蹴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.24 09:28
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ウクライナのゼレンスキー大統領が戦争中でも選挙を行うべきだというフェドロフ前国防相の要求を公開的に一蹴した。戦時選挙がむしろウクライナの内部分裂を招きかねないという理由からだ。

AFPとロイター通信などによると、ゼレンスキー大統領はウクライナ独立記念日を控え開かれた記者懇談会で、「こうした戦争状況で選挙は途轍もない危険を招きかねない。選挙を行うならばウクライナを分裂させる津波になる」と話した。

 
続けて「もしわれわれが国を破壊したいなら戦時選挙を行う方向に進むこともできるだろう」とした。

これは18日にフェドロフ前国防相が提起した戦時選挙要求に対する公開反論だ。フェドロフ前国防相はユーチューブで「民主主義がロシアに人質にとられてはならない」として長期戦の状況でも民主的手続きを再開する方策を求めなければならないと主張した。

フェドロフ前国防相はドローンを前面に出した戦争戦略を率いていたが先月解任された。ゼレンスキー大統領は向け「彼は自ら誤った方向に進んでいるかだれかに押されている」と批判した。

戦時選挙問題はゼレンスキー大統領の政治的正統性とも関係している。2019年5月に就任したゼレンスキー大統領の任期は当初2024年5月で終わる予定だったが、2022年のロシア侵攻後は戒厳令が続き選挙がないまま在任している。

今月初めにウクライナ社会研究センターが発表した調査では、ゼレンスキー大統領の政治的ライバルであるザルジニー駐英大使が信頼度1位、フェドロフ前国防相が2位を占めた。ゼレンスキー大統領は6位だった。

ゼレンスキー大統領は過去にも選挙実施の圧力を受けたが、同盟国の中でだれも安全で合法的で民主的な方式で選挙を行う方策を提示できなかったと主張した。

彼はスターリンク衛星通信網をロシア領内での作戦に活用する問題をめぐりフェドロフ前国防相と対立があったことも示唆した。フェドロフ前国防相が今年初めにスペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)からロシア国内でのスターリンク使用許諾を受け、トランプ米大統領の承認だけ残ったと報告したが、トランプ大統領に確認した結果事実と異なるという。

ゼレンスキー大統領はロシアが中国と開発中のスターリンクに類似した衛星インターネット通信システムが12月ごろに完成すると予想した。ウクライナはこれに対応して欧州と同様の事業を推進していると明らかにした。

黒海の停戦交渉と関連してはウクライナが農産物運送船舶に対する攻撃中断を提案したが、ロシアが自国のエネルギー基盤施設に対する空爆中断の保障を要求して拒否したと伝えた。

ゼレンスキー大統領はロシアが9月の総選挙後に30万人を追加徴集し、来年には50万人規模の兵力増強を推進する可能性があると予想する。ウクライナの上半期の国防費支出も予想より増え270億ドル(約4兆2892億円)が追加で必要だと訴えた。

一方バルト3国と北欧首脳らはこの日キーウに集まり、ウクライナに対する支持を再確認した。ノルウェーのストーレ首相は来年も今年と同じ90億ドル規模の支援を継続すると明らかにした。

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    2026.08.24 09:28
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    ウクライナのゼレンスキー大統領。[写真 ロイター=聯合ニュース]
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