【社説】今秋の朝米会談推進、韓国が無視されないよう緊密な調整を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.20 14:16
ウォールストリートジャーナル(WSJ)が一昨日(18日)、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との秋の首脳会談を進めるよう側近らに指示したと報じた。今年11月に中国深圳で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への出席に合わせてアジアを訪問する期間に会談する案が出ているという。トランプ大統領は昨年の釜山APEC首脳会議当時も金正恩委員長との会談を望んでいたが、実現しなかった。今回は改めて会談を推進することになる。そのための準備として韓米合同演習の縮小を一方的に表明し、昨日、韓米国防当局は当初27日まで予定されていた演習を21日に終了することにした。
トランプ大統領の2期目に朝米首脳会談が推進されることは十分に予想されていた。しかし懸念されるのはそのタイミングだ。ウクライナ、ガザ地区に続き、イラン戦争でも明確な成果を上げられず、在任中の最低支持率となっているトランプ大統領が、11月の中間選挙に合わせて局面打開カードとして朝米首脳会談を推進している可能性があるからだ。海外メディアや外交・安全保障専門家は北朝鮮の核能力高度化、核保有国としての地位の憲法明記、朝中ロの連携強化など、2018~2019年のトランプ政権1期目とは全く異なる環境で開かれる朝米首脳会談は「傾いた運動場」での交渉になりかねないと見ている。