【コラム】女優ハヨンはなぜ番組で家柄を自慢したのか…「親日派一家」を告白した格好に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.20 11:07
「口」が災いの元だった。前途有望に見えた女優のキャリアが致命傷を負った。女優ハヨンのことだ。Netflix(ネットフリックス)ドラマ『恋は飴模様』のPRのためKBS(韓国放送公社)のバラエティ番組『屋根部屋の問題児たち』に出演し、「日帝強占期の曽祖父から4代続く医師の家系」と自慢したことが、結局「親日派一家」という黒歴史を告白した格好になった。親日派の清算が十分に進まず、「独立有功者の子孫は苦労し、親日派の子孫は羽振りよく暮らしている」という韓国社会の根深い反感に触れた。
放送直後、曽祖父である安商浩(アン・サンホ)の親日団体での活動や高宗(コジョン)毒殺説への関与など、広範囲にわたる親日疑惑が提起された。論争が大きくなると、民族問題研究所が「安商浩の親日行為は歴史的事実」と確認した。火の粉は祖父の小鹿島(ソロクト)勤務歴、父親の過去の発言をめぐる論争など、ほかの家族にまで及んだ。世論は日を追うごとにヒートアップしている。過去に時代劇に出演したハヨンが韓服姿の写真をSNSに投稿し、「生まれて初めての韓服、楽しかった撮影」と書いたことについて、成人して初めて韓服を着るとは韓国のものへの愛情が足りないと揚げ足を取るこじつけ批判まで出てきた。余波はドラマ『恋は飴模様』にも及び、次回作のSBS(ソウル放送)『勝算あります』も頭を悩ませている。撮影が終盤に入る中、果たして俳優リスクをどう払拭するのかは未知数だ。