アストラのサービス開始延期…オープンAI「安全運営に時間かかる」
チャットGPT開発会社のオープンAIが次世代人工知能(AI)モデル「アストラ」のサービス開始を延期することにした。オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は8日、自身のXに「アストラのサイバー能力を考慮すると、安全な運営に向けては時間がもう少し必要だ」と明らかにした。予想より早いAIの性能向上に追加の安全措置がなくてはハッキングなどサイバー脅威を招くことになるという理由からだ。
オープンAIは7日の内部評価の結果、アストラがコーディングとサイバーセキュリティ分野の独自の基準でセキュリティ臨界点である「クリティカル」の水準に到達した可能性があると明らかにした。人の介入なくAIモデルが外部システムの弱点を識別し、強力な標的を相手に自らサイバー攻撃戦略を策定して実行できる水準を意味する。オープンAIは関連政府機関と追加的なセキュリティテストを進める予定だ。