「原爆29発分」に匹敵…欧州の大規模山火事を招いた「気候のむち打ち」
各地で同時多発的に山火事が相次いでいる欧州が、事実上「メガファイア(Mega Fire・大規模山火事)」の時代に入ったとの見方が出ている。気候変動が生み出した新たな環境が、これまでとは異なる規模や様相の山火事を引き起こしているとの分析だ。
29日(現地時間)、CNNによると、欧州で急激な気温上昇が「むち打ち効果(Whiplash Effect)」と呼ばれる異常気象を引き起こしている。これは、極端に雨の多い天候と極端に乾燥した天候が短期間のうちに繰り返される現象を指す。その結果、雨を受けて生い茂った草木が、その後の猛暑と干ばつを経て一斉に枯れ、大量の可燃物として蓄積される。こうして蓄積された可燃物は大規模山火事の要因となり、火災嵐(ファイアストーム)が発生しやすい環境を生み出す。