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ハンマーを手にわずか10分で450万ユーロ相当の宝飾品を盗む…フランスの博物館が厳戒態勢

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.07.29 13:44 Googleで中央日報を読み逃さない
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この1カ月足らずの間にフランス国内の3つの博物館で相次いで窃盗事件が発生したことを受け、フランス政府は盗難の恐れが高い収蔵品に緊急の保護措置を講じるなど、対策の強化に乗り出した。

27日(現地時間)、ル・パリジャンによると、今月5日未明、フランス東部ウィンゲン・シュル・モデールのラリック美術館に、ハンマーを持った窃盗犯らが侵入し、わずか10分で展示ケース6台を破壊して宝飾品27点を盗み、逃走した。被害額は約450万ユーロ(約8億4000万円)と推定されている。

 
これに先立つ今月1日には、南部の小都市モンタンの考古学センターでも夜間の侵入事件が発生した。犯人らは宝物室から、紀元前50年ごろに製作されたと推定される古代の金貨約40枚を盗んで逃走し、被害額は12万ユーロを超えると推定されている。

さらに24日には、中部コート=ドール県シャティヨン地域博物館が標的となった。黒い服を着てかつらを着用した窃盗犯2人は、ハンマーで展示ケースを破壊した後、紀元前500年ごろに製作されたケルト人の純金製ネックレスを盗み、電動キックボードで逃走した。480グラムの純金製であるこの遺物は、文化財としての価値が極めて高く、金額を算定することは難しいと伝えられている。

フランス司法警察傘下の犯罪情報機関は24日に作成した非公開報告書で、博物館を狙った窃盗が再び急増していると警告した。報告書では、昨年秋から増加していた博物館での窃盗は今年上半期に一時的に落ち着きを見せたものの、7月に入って再び昨年秋と同程度まで増加したと分析している。

窃盗犯らは主に金や貴金属、宝石類を狙っており、美術品そのものよりも金属としての価値に着目した犯行が大半を占めていることが分かった。

当局は、犯行が次第に組織化している点についても懸念を強めている。背後の依頼人が暗号化メッセージアプリやダークウェブを通じて実行役を募る手口で犯行が行われていることが把握されている。

フランス文化省は、全国の博物館の警備を強化するため、33項目からなる総合対策を発表した。

まず、盗難の恐れが高い収蔵品については、新たな警備システムが整備されるまで安全な場所へ移したり、展示場所を変更したりする方針だ。このため、今年から来年にかけて3000万ユーロを投じる計画だ。

また、博物館長の評価項目に安全管理の実績を反映するほか、警備員を対象に新たな犯罪手口への対応教育を実施する。警察による抜き打ち点検も拡大する方針だ。

一部で提起されている名作のレプリカ展示案について、カトリーヌ・ペガール文化相は「レプリカはオリジナルの代わりにはならない」としたうえで、「名作を収蔵庫にだけ保管するというのは非常に危険な発想だ」と否定的な考えを示した。

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    2026.07.29 13:44
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    ルーブル美術館。[AFP=聯合ニュース]
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