【コラム】韓国サッカーに必要なのは名将でなくシステムだ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.22 14:49
この夏に地球を盛り上げた2026北中米ワールドカップ(W杯)のフィナーレを眺めながら、韓国サッカーに苦々しい思いを抱かざるを得なかった。みすぼらしい成績と無気力なプレーも問題だが、痛恨はこうした結果をもたらした過程にある。それは特定の個人の「ヒューマンエラー」というよりも、長い期間にわたり腐っていた大韓サッカー協会(KFA)の「システムエラー」だ。私はサッカーに関する専門的な知識はあまりない。それでも今回のサッカー惨事の原因を教育者の立場で自ら診断して改善策を提示しようと思う。
KFAの最も深刻な問題は「手続き的正当性」の喪失にある。国家代表戦力強化委員会など意思決定機構を制度的に用意しておきながらも、重大な監督選任過程ではこれを無力化させた。密室で少数の独断で決定し、規則が恣意的に解釈されれば、いかなるシステムも生命力を失ってしまう。制度が権力によって無視される組織は信頼を失い、方向を喪失するしかない。