「2020年大統領選の勝者は誰か」…米情報トップ人事公聴会を覆い尽くした「不正選挙論」(1)
15日(現地時間)に開かれたジェイ・クレイトン米国家情報長官(DNI)候補の議会人事公聴会では、ドナルド・トランプ米大統領が一貫して主張してきた「2020年大統領選挙の不正選挙疑惑」が最大の争点となった。17の米情報機関を統括するトップの人事公聴会にもかかわらず、これまで重要議題とされてきた対米テロの脅威や、中国・ロシア・イラン・北朝鮮など敵対国の脅威に対する評価や対応状況の点検はほとんど行われず、不正選挙論を巡る政争の場へと変質したとの指摘が出ている。
この日の上院情報委員会の人事公聴会で、野党・民主党の議員らはクレイトン候補に対し、2020年大統領選挙の勝者が誰だったのかを繰り返し問い、回答を迫った。トランプ大統領はこれまで、民主党のジョー・バイデン前大統領に敗れた2020年大統領選挙は不正選挙によって操作されたものであり、実際には自らが勝利した選挙だったと主張してきた。