猛暑で原発まで停止…山火事・人命被害が世界各地で拡大(2)
猛暑に苦しめられているのは北米やアジアも同様だ。米ユタ州ソルトレークシティでは気温が42.8度まで上昇し、過去最高気温を記録したと、地元メディアKUTVが12日伝えた。韓国でも慶尚北道・慶山(キョンサンブクド・キョンサン)と浦項(ポハン)に史上初めて猛暑重大警報が発令された。韓国疾病管理庁によると、10日までの温熱疾患患者は535人、死者は2人と集計された。中国、日本、インド、東南アジアなどアジア各地でも冷房による電力需要が急増し、電力網や石炭・ガスの供給への負担が高まっている。
さらに、強力なエルニーニョまで重なれば、食料価格の急騰につながる可能性があるとの専門家の警告も出ている。ガーディアンは12日、ゴールドマン・サックスの分析を引用し、「世界の食料価格は最大15.8%上昇し、その影響は2028年まで続く可能性がある」としたうえで、「すでにイラン戦争で悪化したインフレにも影響を及ぼすだろう」と伝えた。