<北中米W杯>厳格になるVAR、窮屈になるサッカー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.14 09:45
導入から10年を迎えたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)技術は高度化が進み、判定の精度は人間の限界を超える水準に達した。VARはサッカーをより良いスポーツにしたのだろうか。2026年北中米ワールドカップ(W杯)ではVARをめぐる議論が過熱している。AP通信は13日(日本時間)、今大会でVARの介入によって試合の流れが一変した三つの場面を挙げた。
12日に米カンザスシティ・スタジアムで行われたスイス対アルゼンチンの準々決勝でも、VARが勝敗を左右する決定的な要因となった。スイスが1-1の同点ゴールを決めてから5分後、スイスのブリール・エンボロが退場処分を受けた。誤認警告に関する規定が適用されたためだ。発端はジョアン・ピニェイロ主審の誤審だった。アルゼンチンのレアンドロ・パレデスのタックルでエンボロが倒れると、主審はパレデスにイエローカードを提示した。しかし実際にはエンボロのシミュレーション(ダイビング)だった。