「21世紀最も重要な行事」…ハメネイ師の葬儀に「オールイン」するイランの思惑(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.04 11:18
イラン当局が警護に力を注ぐ背景には、過去に葬儀の惨事の記憶があるからだ。1989年のイスラム共和国創始者アヤトラ・ルーホッラー・ホメイニ元最高指導者(1900~1989)の葬儀では、数十万人の群衆が遺体を運ぶ車両に一斉に殺到したことで棺が破損するなど混乱が生じた。結局、当局は遺体をヘリコプターで緊急搬送し、翌日に葬儀を行うことになった。当時、正確な死者数は公表されなかったが、多数の死傷者が発生したという。
2020年に米軍の空爆で死亡したガセム・ソレイマニ元IRGC(革命防衛隊)コッズ部隊司令官(1957~2020)の葬儀でも故郷ケルマンで圧死事故が発生し、少なくとも56人が死亡、200人以上が負傷して葬儀日程が延期された。