終戦MOUを「トランプ敗戦証明書」と呼ぶイラン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.02 06:41
ドナルド・トランプ米大統領が「イランの要請で行われる」としていた、30日(現地時間)にカタール・ドーハで予定されていた米国とイランの2回目の高官級会談は開かれなかった。イランは、先月17日に終戦に向けて締結された了解覚書(MOU)で合意した事項について、米国側が先行して履行するよう求めるとともに、「合意の履行状況を評価したうえで本交渉の開始時期を決定する」との強硬な姿勢で米国に圧力をかけている。
カタール外務省のマジド・ビン・モハメド・アル・アンサリ報道官はこの日、「スティーブ・ウィトコフ中東担当特使と(トランプ大統領の義理の息子である)ジャレッド・クシュナー氏がドーハを訪れ、カタール側の仲介者と会談する予定だ」としたうえで、「滞在期間中、米国とイランの高官級会談は開かれない」と明らかにした。イランのガリバフ国会議長もこの日、国民向けテレビ演説で、米国が合意したMOUについて「米国とイスラエルの敗北を証明する文書だ」と位置づけ、「了解覚書の条件が満たされるまでは追加交渉は行わない」と述べた。