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【グローバルフォーカス】米国の次期大統領は誰になるのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.18 12:11
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米国の次期大統領が誰になるかを予測するのは時期尚早だが、だからといって早すぎるわけでもない。トランプ大統領はすでに政治権力のピークを過ぎつつある。支持率は37%台であり、歴史的な先例を見ても11月の連邦議会中間選挙で民主党が下院を掌握する可能性が高く、おそらく上院も同じだろう。その場合、トランプの立場を揺るがす議会調査が続く公算が大きい。メディアがトランプを「レームダック」と呼ぶほど、本人は健在ぶりを証明するために大衆により大きな衝撃を与えようとするはずだ。こうした意味で我々は特有の破壊的傾向がピークに達した「絶頂期のトランプ」を再び目にすることになるかもしれない。

現在最も有力な共和党の候補はJ・D・バンス副大統領だ。1952年以降、現職の副大統領が自党の大統領候補指名を獲得できなかった先例はない。しかし現職の副大統領が勝利したケースは1988年のジョージ・H・W・ブッシュが唯一だ。当時、ブッシュは支持率64%に達していたロナルド・レーガン大統領の後光を背負っていたが、現在のトランプの支持率はこれにはるか及ばない。さらにバンスは歴代の副大統領のうち最も支持率が低い。バンスはトランプのイラン戦争と明確に距離を置き、保守系の時事評論家タッカー・カールソンのように戦争を批判する右派の歓心を買おうとしてきた。しかしこれによって候補指名に絶大な影響力を行使するであろうトランプの機嫌を損ねているようだ。

 
一部の共和党員らは代替案としてマルコ・ルビオ国務長官に注目し始めている。ルビオは大衆からの好感度を維持していて、トランプ内閣で最も信頼されている人物の一人に挙げられる。彼は企業寄りの国際主義者として、伝統的な共和党員や穏健保守派の無党派層を安心させる一方、党内の「MAGA(マガ)」極右勢力の反発も買わないような動きをしてきた。しかしルビオは2028年の出馬を望んでいないという。大統領選で勝利するにはトランプと差別化するべきだが、それはトランプの怒りを買い、党内選の通過自体を難しくしかねないからだ。今年55歳のルビオは任期末までトランプへの忠誠を尽くした後、反トランプ感情が薄れるであろう2032年の大統領選を狙うとみられる。しかしバンスの立場が狭まり続けるのであればルビオが登場するというのが筆者の予測だ。

筆者が会った民主・共和両党の戦略家らは、大統領選で最も競争力のある民主党候補にアンディ・ベシア・ケンタッキー州知事を挙げるという意見で一致していた。ベシアはまだ全米、国際的な知名度が高くない。しかし共和党の地盤のケンタッキー州で民主党員でありながら実に65%という支持率を記録している。これは全米の民主党知事のうち最も高い。ベシアは民生問題を解決する能力が卓越しているが、これはペンシルベニアやウィスコンシンのような激戦州(スイング・ステート)の無党派層や穏健共和党員の票を引き込むことができる強力なカギとなる。残された課題は、果たして彼が全国規模の選挙運動という圧倒的な重圧、資金、そして激しいメディア戦に耐えられるかという点だ。

実用主義的な中道路線を目指す民主党内の他の有力者にはラーム・エマニュエル前駐日米国大使やジョシュ・シャピロ・ペンシルベニア州知事がいる。エマニュエルは安全保障や経済協力を含むアジア政策に強い人物だ。しかし企業寄り、警察寄り、イスラエル寄りという障壁があり、党内の進歩左派勢力から牽制を受けている。

民主党の大統領選レースには、本選での競争力がやや劣る政治家も名乗りを上げる可能性が高い。ただ、バンスの支持率が低ければ、彼らにもチャンスは開かれる可能性がある。最も目を引く人物はギャビン・ニューサム・カリフォルニア州知事とカマラ・ハリス前副大統領だ。ニューサムはメディアを通じてトランプの対抗馬に浮上した。

もちろん変数は多い。2008年の大統領選を2年後に控えた当時、バラク・オバマ大統領は単に野心に満ちた新任のイリノイ州上院議員にすぎなかった。2016年の大統領選の2年前には、専門家はトランプの出馬の噂を鼻で笑っていた。筆者が2028年の大統領選に関する次のコラムを書くときには、今は全く注目されていない人物が新たに名を連ねているかもしれない。それでも現在浮上している候補らに注目しなければならない。今後、韓国をはじめとする米国の外交政策はもはやトランプの手だけにかかっていないからだ。

マイケル・グリーン/豪シドニー大米国研究センター長/米戦略国際問題研究所(CSIS)副理事長

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    J・D・バンス米副大統領 [AP=聯合ニュース]
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