【コラム】「韓国はトランプの通貨スワップ武器化に備えなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.16 10:43
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が16日から始まる連邦公開市場政策委員会(FOMC)でデビューする。世界市場は金上げの有無に神経を尖らせている。それだけのことはある。最近米国だけでなく韓国の証券市場が人工知能(AI)という最新技術のため強気を見せているが、AI投資の大部分は先端技術とは合わない古典的な技法(借入)に依存している。FRBが金利を上げればAI設備投資、特に韓国総合株価指数(KOSPI)高止まりの基盤となった半導体特需を制約しかねない状況だ。
米国の物価状況は利上げ側だ。5月の消費者物価指数(CPI)上昇率が1年前と比べ4.2%上がった。この3年間で最も高い。米債券市場の流れも尋常でない。米短期(6カ月)国債利回りが年3.8%台に上がっては下りている。金利(実効)は3.75%台だ。6カ月物利回りが政策金利を上回る現象はウォール街の人たちの目には利上げのシグナルに映る。これに対し、ウォーシュ議長の手には自身をFRB議長に就かせたトランプ大統領の金利引き下げ請求書が握られている。品位を持ってやりとりするFOMCメンバーの対話の中で緊張感が形成されそうだ。