<北中米W杯>ボイコット騒動に「1泊ビザ」発給…イラン代表の「茨の道」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.16 10:38
16日午前10時(日本時間)、米ロサンゼルススタジアムでキックオフのホイッスルが響けば、イランの選手たちは武者震いするだろう。ワールドカップ(W杯)に向けたこの4年間は生存がかかる道のりだったからだ。自国政府による監視、戦争、外交的冷遇という三重苦を乗り越えて立つことになった舞台だ。
苦難の始まりは4年前のカタールW杯に遡る。当時、母国は「ヒジャブ未着用女子大生の不審死事件」で反政府デモの炎に包まれていた。イングランドとの第1戦、イランの選手たちはスタジアムに響く国歌を歌わなかった。口を閉じて目を伏せた。叫びをのみ込んだ沈黙の抵抗だった。