パトリオット1発の価格でドローン115機…戦争の公式を変えた「コスパ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.16 08:36
イラン戦争は伝統的な火力戦だけでは勝敗を決するのが難しい時代の扉を開いた。戦争の費用と速度の概念を再定義する新たな戦場を見せたと評価されている。イランは比較的安価なシャヘド系列の自爆ドローンを大量に飛行させて高額な防空網を圧迫し、米国は人工知能(AI)で標的を迅速に分類して空爆の速度を引き上げた。
新たな戦場で最も注目を集めたのは安価なドローンだった。イランは開戦当初から「コスパ(費用対効果)」で対抗した。イランのシャヘド系列ドローンは1機あたり2万~5万ドル(約320万~800万円)だ。一方、これを阻止する米軍のパトリオット迎撃ミサイルは1発あたり約400万ドルにのぼる。使い捨ての自爆ドローンが1機あたり3万5000ドルの場合、パトリオット1発分の費用で100機以上を運用できる。イランは2月28日の開戦後、最初の1週間でイスラエルや米国の湾岸同盟国に向けて数百発のミサイルとともに1000機以上のドローンを発射したが、巨大な破壊力を持つ弾道ミサイルよりも安価な兵器で防空網を圧迫した。このため米国の戦争費用は膨れ上がった。フィナンシャルタイムズ(FT)は4月、米国が1日あたり約5億ドルを戦争に費やしていると報じた。