「アジア最弱」に転落したウォン…1ドル=1500ウォン時代の暗い影(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.26 07:20
京畿道始興(キョンギド・シフン)で産業用装備を生産する中小企業のキム代表はやきもきしている。ベアリングとゴムなどの部品を輸入するのにドル高の余波で損失規模が大きくなったためだ。キム代表は「2カ月前に輸入コストを減らそうと輸入先を中国に変えたがウォンが人民元よりも下がり2億ウォン近い損失が出た。1ドル=1500ウォン台の相場が続けば持ちこたえるのが容易でなさそうだ」と話した。
ウォンの実質価値が17年1カ月ぶりの低水準に落ちた影響だ。国際決済銀行(BIS)が25日に算出した先月のウォンの実質実効相場(2020年=100)指数は85.06だ。世界金融危機直後の2009年3月に記録した79.31以降で最も低い。実質実効為替相場は物価と貿易相手国の通貨価値を反映し、ある国の通貨の対外購買力(実質価値)を示す指標だ。指数が低いほどその通貨の実質価値が低いという意味だ。BISが発表する64カ国のうち韓国より低い国は日本の65.7だけだった。