終戦の雷管「濃縮ウラン」…イラン「搬出不可」vsトランプ「全量廃棄」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.22 14:32
しかし、実現可能性をめぐっては懐疑的な見方が少なくない。トランプ大統領は21日、「われわれがそれ(60%濃縮ウラン)を持ってくる」とし、「われわれはそれを必要とも望んでもいない。持ってきた後、おそらく破壊するだろうが、彼ら(イラン)に持たせておくことはしない」と断言した。イランも戦争前までは60%濃縮ウランの一部を海外へ送る案を検討していたが、現在は搬出自体に線を引いている。
イランに高濃縮ウランを残さないというトランプ大統領の強い意思は、イスラエルとの疎通過程でも表れている。イスラエル当局者はロイター通信に「トランプ大統領が高濃縮ウランをイラン国外へ持ち出し、この条項が平和交渉に必ず含まれるとイスラエルに確約した」と語った。米国とイスラエルが戦争を始めた名分が、イランの核保有阻止にあるだけに、高濃縮ウラン問題はイランが譲歩しない限り合意が不可能にならざるを得ない。