【社説】「N%成果給」拡散を防ぐべき…スト呼んだ「黄色い封筒法」の補完を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.22 14:15
サムスン電子の労働組合がストライキを留保したことで、国家の戦略産業である半導体のラインが停止するという破局は免れた。しかし高賃金労働者が数億ウォンの成果給(ボーナス)を要求して繰り広げた前代未聞の闘争は韓国社会に深い悩みを残した。サムスン電子が韓国を代表する企業であり、企業経営の基準と見なされてきた点を考慮すると、産業界にも大きな波紋が予想される。
サムスン電子の労使は20日の暫定合意で、従来の超過利益成果給(OPI)に加え、事業利益の10.5%を自社株として半導体部門に支給することにした。労組が要求した「営業利益のN%を成果給とする」という完全な制度化を回避できたのは不幸中の幸いだ。しかし、「利益のN%を共有する」という前例を残したうえ、赤字の事業部にも成果給を支給することにするなど、原則が損なわれた部分は今後の後遺症が懸念される。産業界への波及効果も心配だ。サムスン電子に続いて現代自動車、HD現代重工業、サムスンバイオロジクス、カカオなどでも同様の成果給要求が噴出している。