【コラム】トランプ・習近平、現状維持で「時間稼ぎ」に合意した格好(1)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2026.05.16 10:56
イラン戦争の影が消えない中、北京で米中首脳会談が開催された。メディアを通じて目にした両首脳の姿からは、何よりも習近平国家主席の自信に満ちた様子がうかがえた。トランプ大統領は習主席を「あなたは偉大な指導者だ」と持ち上げたが、習主席はその言葉に賛辞で返すことなく、堂々とした態度を崩さなかった。
これは決して有利とは言えない米国側の立場を投影しているかのようだった。トランプ大統領はイラン戦争を早期に終えてから米中首脳会談に臨もうとして会談日程まで延期したが、終戦には至らなかった。米国はウクライナ戦争、ガザ戦争、欧州・ベネズエラ・キューバ問題なども抱えていて、その負担は大きい。国内的にもイラン戦争の余波でインフレ圧力、ガソリン価格高騰、支持率低下といった重荷を背負っている。