【コラム】「お金祭り」をしようという労働組合に憤る韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.12 13:56
SKハイニックスが予想外の成果を出した。ハイニックスの構成員はもちろん、半導体専門家らも予想していなかった「天からの贈り物」だ。買収から10年間、一度の好況を除いては不況に苦しんできた。CEOが時価総額100兆ウォン(約10兆円)の企業にすると決意したのが2019年のことだが、わずか7年で1000兆ウォンの企業に成長した。当時、10年にわたる苦闘に対する報いと激励が必要だった。少額の成果給と株式の支給で士気は高まった。売上高が急増した2024年には営業利益10兆ウォンを基準に10%の成果給制度が採択された。営業利益が数十兆ウォンに達すると予想した人は誰もいなかった。2026年の予想営業利益は200兆ウォン。再調整されなければ成果給は20兆ウォンにのぼり、全社員3万4000人で割ると年俸を除いて1人あたり5.8億ウォンとなる。
1人あたり5.8億ウォン。うらやましさも束の間、やってられなくなる。ハイニックスは就職市場で最高ブランドに浮上した。トップ企業のサムスンが黙っているはずはない。サムスン電子の労働組合員7万6000人がハイニックス並みの成果給を受けるには予想営業利益の15%、40兆ウォンを超える。労働組合はストライキを宣言して内部結束を固めているが、今日まで政府が仲裁する「事後調整」でどのような合意に出るか見る必要がある。