20代の雇用率を追い抜いた「ヤングシックスティ」…厳しい再就職の現実=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.17 10:30
問題は雇用の質だ。引退後に再就職に成功しても、キャリアを生かせないケースが大半だ。国会予算政策処の分析によると、2023年基準で再就職した65歳以上の高齢者のうち、現在の仕事が人生の主要な仕事と「全く」または「あまり」関連がないと回答した割合が53.2%に達した。また、韓国の65歳以上の雇用率(37.3%)は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で1位だったが、3人に1人(35.4%)は単純労務職など質の低い職種に従事していた。
経験豊富なヤングシックスティの人材を、最大限に生産性を引き上げる方向で活用すべきだという指摘が出ている。ソウル大学経済学部のホン・ソクチョル教授は「大企業を退職した熟練人材が、そのノウハウを持って中小企業に移動し、専門性を発揮できる『善循環マッチング』の構造を作るべきだ」とし、「政府主導で退職者に適切な職種を探せるよう支援するプラットフォームや制度設計が必要だ」と述べた。