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トランプ氏より先に台湾野党代表と会う習主席、その狙いは

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.31 07:48
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中国の習近平国家主席が、米国のドナルド・トランプ大統領やロシアのウラジーミル・プーチン大統領に先立ち、台湾の第1野党代表を招待した。米国に対し「台湾独立反対」を迫ると同時に、台湾の頼清徳総統を孤立させる二つの狙いがあるとの解釈が出ている。

30日、中国の宋濤・国務院台湾事務弁公室主任(71)は「国共両党関係と両岸(中国と台湾)関係の平和発展のため、中国共産党中央と習近平総書記は鄭麗文主席が率いる中国国民党訪問団が4月7日から12日まで江蘇・上海・北京を訪問することを歓迎する」と発表した。官営の新華社通信は報道で、習主席の肩書きを国家主席の代わりに党総書記とのみ表記した。

 
宋主任は続けて「国民党側と鄭主席の訪問に関する事項を疎通し、円滑な日程を準備する」と付け加えた。

台湾国民党の鄭主席は中国の発表から1時間後、招待を歓迎した。ソーシャルメディアを通じて生中継された記者会見で、鄭主席は「招待を快く受け入れる」とし「両岸関係の平和発展を推進し、両岸の交流と協力を促進するよう両党が共に努力することを期待する」と明らかにした。かつて民進党員出身だった鄭主席は、20年前の2005年に当時の連戦主席の計らいで国民党に入党し、連主席と共に報道官として本土を訪問したエピソードも紹介した。

現職の国民党主席による訪中は2016年以来10年ぶりとなる。洪秀柱・国民党主席が同年11月に南京と北京を訪問し、習主席と会談した。これに先立ち2015年11月7日には、シンガポールで馬英九・当時総統と習主席が1949年以降で初めて会談を行った。馬元総統は2024年4月10日にも北京で習主席と会談している。

中国は2016年に台湾で国民党から独立志向の民進党へ政権交代が起きて以降、10年間にわたり台湾当局との会談を避け、野党との接触のみを続けている。これに伴い、中国共産党が国民党の鄭主席を招待したのも、11月の地方選挙を控えて頼清徳政府を孤立させ、2028年の総統選で政権交代を実現しようとする長期的な布石だという分析が出ている。

慶煕(キョンヒ)大学の朱宰佑(チュ・ジェウ)教授は「トランプ米国大統領の訪中が3月末から5月に突然延期されたのとは異なり、鄭主席の訪中は事前に計画されていた可能性が高い」とし「頼清徳政府は孤立させ、トランプ大統領には北京で台湾独立反対まで言及させるよう、鄭麗文氏の4月訪中カードを活用するものとみられる」と展望した。

習主席は例年とは異なり、3月の中国の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)以降の外交において、海外歴訪の代わりに外賓の接見に注力している。

ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は25日(現地時間)、トランプ大統領と習主席の会談が5月14〜15日に開催される予定だと発表した。ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官(アジア諸国担当)は23日(現地時間)、プーチン大統領の訪中日程が確定段階にあり、間もなく発表されると明らかにした。中国外交部も23日、劉彬・部長助理がロシアのイーゴリ・モルグロフ駐中国大使と会い、両国の協力を議論したと発表した。

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    2026.03.31 07:48
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    30日、台湾国民党の鄭麗文主席が記者会見で、4月7日から12日まで習近平中国共産党総書記の招待で訪中すると明らかにしている。ロイター
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