【社説】韓国政府が人権決議案に参加しなければ北朝鮮が対話に応じるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.25 15:27
韓国政府が今月採択予定の国連人権理事会の北朝鮮人権決議案共同提案国に参加するかどうか悩んでいる。李在明(イ・ジェミョン)政権の初年度の昨年は共同提案国として参加したが、今年は参加しないことを検討中という。最近の国家安全保障会議(NSC)会議でこの問題をめぐる議論をしたが、外交安保部処間の隔たりで結論を出せなかったという。こうした気流は、南北関係改善のための先制措置を取ってきた政府が、これまで人権決議案に拒否感を見せてきた北朝鮮を刺激することを懸念しながら形成された。北朝鮮は今年21回目を迎える国連人権決議案に対し、これまで「内政干渉の道具」などと言いながら強く反発してきた。
南北の意思疎通チャンネルを復元しようとする政府の努力は意味がある。特に、停戦体制下で突発状況を管理するためにも、現在のような意思疎通の断絶は危険だ。しかし政府が看過してはいけないのは、南北関係に国際的な脈絡で接近しない場合は効果がなかったり同盟内の不協和音が生じたりし、外交的孤立を招きかねない点だ。南北関係の改善は北朝鮮と韓半島(朝鮮半島)をめぐる米国、中国、ロシアなど主要国との関係の変化と連動していて、分離して推進できないのが現実だ。