「5兆ウォン犠牲にしてまで成果給が急務なのか」サムスン電子組合員の問いかけ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.25 10:10
サムスン電子は広帯域メモリー(HBM)のような勝負所で主導権を喪失した経験があったために、人材まで逃せば「超格差」の回復は不可能だとの危機感が広まった状況だ。使用側が労組の超過利益成果給上限廃止要求に前向きに転じたのも、人件費上昇よりも「技術の根幹の崩壊」への切迫さがあったためとみられる。
だが成果給の風呂敷は広げにくい。メモリー半導体単一品目を生産するハイニックスと違いサムスン電子は半導体、家電、モバイルなどがひとつ屋根の下に配置されている。半導体内でもメモリーは好況だがファウンドリー(委託生産)とシステム設計(LSI)は赤字状態だ。テレビと生活家電事業では今年数兆円台の赤字が予想される。