【コラム】トランプの錯誤(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.22 12:55
予想とは異なる状況展開だ。国際原油価格の急騰という変数をまともに考慮していない。米国・イスラエルとイランの戦争を起こしたトランプ米大統領に対する国際社会の評価だ。トランプ大統領がホルムズ海峡封鎖の影響を看過していたという意味だ。彼の計画と違い拡大に突き進む今回の戦争は世界経済を強打し中東のエネルギー産業を焦土化させている。
トランプ大統領の計算ミスはさまざまな大きな問題として現れた。当初トランプ大統領は戦争を通じ神政体制であるイランの体制転覆を試みた。マドゥロ大統領を追放した後にベネズエラを手に入れた戦略がイランでも通じることを望んだ。だがイランは違った。最高指導者であるハメネイ師を暗殺したのにイランの権力層は維持された。一部外信はトランプ大統領が米国の支援下にイランの民衆蜂起による体制転覆という現実性に劣る期待を持って戦争に臨んだと指摘したりもした。その上でトランプ大統領がイランの権力を支えている革命防衛隊が強硬派宗教勢力により掌握されている点を看過しているともした。