輸出中古車はインド洋で足止め、貨物トラックは路肩に…戦争で生業が止まった韓国の零細業者(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.13 13:55
11日午後、仁川市延寿区(インチョンシ・ヨンスグ)の旧松島(ソンド)遊園地付近の中古車輸出団地。約1600社の業者が集まる全国最大の中古車輸出団地という看板がむなしく感じられるほど、外国人バイヤーを含め行き交う人の姿はまばらだった。販売が決まった中古車を仁川港へ運ぶ大型トレーラーは、輸出団地東門の入口付近でエンジンを止めたまま放置されていた。25年の経験を持つ輸出業者代表のユン・スンヒョンさん(58)は「アラブ首長国連邦(UAE)に向かっていた輸出コンテナ船がインド付近で漂ったままになっている」とし、「貨物が運べないので輸出代金7億ウォン(約7500万円)も受け取れていない。営業が事実上止まってしまった状態だ」と語った。
先月28日(現地時間)、米国とイスラエルによるイラン空爆で始まった戦争が長期化する中、韓国国内の一部の個人・零細業者の生業も止まっている。中東および中央アジア市場に依存する中古車輸出業者が代表的だ。ユンさんは「代替港で荷下ろしするのか、それとも仁川港へシップバック(Ship-back)するのか、船会社からいまだに通知を受けていない」とし、「これまでに確定した追加費用だけでも1億ウォンを超える。船が来ることも出ることもできない状況がいつまで続くのか、もどかしい」と語った。韓国貿易協会によると、昨年国内から輸出された中古車88万5313台のうち、リビア(16.6%)・キルギス(15.5%)・トルコ(14.9%)など中東・中央アジア向けが70.6%(62万4780台)に達する。