米国の最大課題は「対中抑止」…20年前の韓米約束が重要になった理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.06 14:26
今回の米国の国家安全保障戦略(NSS)と国家防衛戦略(NDS)に「拡大抑止」と「北朝鮮非核化」という表現が明示的に登場しなかったという点を根拠に、一部では今後の韓米同盟の信頼性と持続性に対する懸念が提起されている。しかし韓米同盟の大きな流れと最近の戦略環境変化を総合的に考慮すると、こうした解釈はやや過度な側面がある。
今回のトランプ政権2期目のNSSとNDSは特定地域の懸案や個別の脅威を細部的に列挙するより、変化した国際秩序の中で米国の安保フレームを再定義することに焦点を置いている。特に「米国優先主義(America First)」基調に基づき米国の核心国益と直結する戦略的競争者、すなわち中国に対する抑止を最優先課題に設定している。その他の地域・局地的脅威に対しては同盟国の防衛の役割と負担を拡大する方向を提示している。