MWCの一等地まるごと借りた中国ファーウェイ…5Gと6Gの間を狙う
世界最大の移動通信見本市「MWC26」が開かれたスペインのバルセロナ。会場のグランビア展示場正門の目の前にある1番ホールは中国の通信装備企業ファーウェイの展示を見ようとする人波で足の踏み場がなかった。ファーウェイはMWC26の展示場の一等地とされるここをまるごと借り大規模ブースを構えた。
3日に訪れたファーウェイのプライベート展示場にはファーウェイが今回の展示で主力とする「5G(第5世代)-A(アドバンスド)」関連技術が大挙公開された。携帯電話やノートパソコンなどを紹介する一般展示と違い、プライベート展示は事前許可を受けなくては入場できない。5G-Aは現在の5Gと次世代通信6Gの過渡期に位置した通信技術で、超高速帯域幅、超低遅延、電力効率最適化などを提供する進化型ネットワークだ。携帯電話、拡張現実(XR)機器、クラウド基盤没入型協業などで発生する通信需要を満たすことが目標だ。ファーウェイ関係者は「AIエージェンテック時代には自動運転、エンベディッド(フィジカル)AIなどアップリンク(ユーザーの機器からネットワーク方向へのデータ伝送)の割合が高まる。5Gだけでは限界があるだけにアップリンクの割合を40%、ホットスポットの範囲も30%から70%まで引き上げる『5G-A』を指向している」と説明した。