【コラム】強大な交渉テコを奪われたトランプ大統領の「かんしゃく」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.24 12:02
トランプ米大統領がまた気まぐれを見せた。彼は米連邦最高裁が国際緊急経済権限法(IEEPA)を根拠に課した関税を違法と判決した20日、1974年の貿易法122条を根拠にすべての輸入品に10%の関税を課すとした。ところが翌21日には関税率を15%に引き上げた。彼は自分を交渉の鬼才だと考える。最も信頼できるテコを奪われいらだちを隠すことができなかった。
IEEPAは米国の5つの関税関連法のうち米大統領の裁量権を最も幅広く規定している。大統領が国家安全保障を理由に貿易相手国に関税を課せるからだ。昨年トランプ大統領が元大統領に対する裁判を中断せよとしてブラジルに関税50%を課したのが代表的な例だ。