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半導体薫風に韓国の製造業見通し2年ぶり高水準…「K字形成長は変わらず」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.24 10:23
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半導体中心の輸出好調が続き今年の成長を牽引するだろうとの見方が優勢だ。これに力づけられこれまで振るわなかった製造業の回復傾向が速くなるだろうという期待混じりの見通しも出ている。ただ建設景気萎縮にともなう内需不振など「K字形成長」の陰はさらに深まっている。

韓国関税庁によると、今月1~20日の輸出は前年同期比23.5%増の435億ドルと集計された。同期間の輸出実績で過去最大だ。2月全体でも17カ月連続で増加を継続する見通しだ。

 
輸出を牽引したのはやはり半導体だ。この期間の半導体輸出は151億1500万ドルで1年前より134.1%増加した。半導体輸出の割合は34.7%で16.4ポイント増えた。高容量・高付加価値メモリー需要が価格上昇につながり上半期までは輸出成長の流れが続くという見方が強まっている。

主要輸出品目のうち半導体のほか、石油製品が10.5%、コンピュータ周辺機器が129.2%増加した。これに対し乗用車は26.6%、自動車部品は20.7%減った。輸入も増えたが、輸出が大きく増えたおかげでこの期間の貿易収支は49億ドルの黒字を記録した。1月基準で12カ月連続で貿易黒字を続けている。

輸出好調により韓国の製造業の来月の業況見通しも2年ぶりの高水準を記録した。産業研究院が4~11日に業種別専門家130人を対象に専門家サーベイ指数(PSI)を調査した結果、3月の製造業業況見通しPSIは117を記録した。2024年3月の119から2年ぶり高水準だ。前月の114より3ポイント上昇したもので、3カ月連続で上昇している。

業種別では半導体業況改善に対する期待が最も大きい。半導体業況見通しPSIは178で2024年6月の185から1年9カ月ぶりの高水準を記録した。PSIは基準値である100を超え200に近いほど前月より業況が改善するという見方が多いことを意味する。米国の関税政策をめぐる通商環境の不確実性は相変わらずだが輸出好調を基に製造業の実績反騰が続くだろうという見方が強い。

世界の製造業回復のシグナルも次第に明確になっている。スタンダード・アンド・プアーズ・グローバルが発表し製造業購買担当者景気指数(PMI)は昨年8月から基準値である50を着実に上回っている。サムスン証券は最近報告書で「韓国や台湾など人工知能(AI)投資拡大恩恵国のPMI上昇が目立つ。半導体やエネルギーインフラなどAIと関連した産業に限定された回復がその他の産業でも現れる可能性が高い」とついた。

ただ景気変動に敏感だった建設・不動産部門の回復は遅い見通しだ。韓国銀行が発表した1月の企業景気調査結果を見ても製造業と非製造業の明暗は分かれる。製造業企業心理指数(CBSI)は新規受注などの影響で前月より2.8ポイント上昇した97.5を記録した。これに対し建設・不動産業が含まれた非製造業CBSIは資金事情と採算性悪化などの影響で2.1ポイント下落した91.7と集計された。100を下回ると企業心理が悲観的という意味だ。両方を結合した全産業CBSIは94で、3カ月ぶりに下落に転じた。

当分は産業別・階層別の格差が次第に広がる「K字形成長」は避けられないものとみられる。産業研究院のミン・ソンファン先任研究委員は「現在半導体などICT業種中心に楽観的な見通しをする偏りが現れているのは事実。化学・鉄鋼は中国中心の過剰供給の恐れがあり、自動車・機械は米国の関税政策や建設景気の影響を受けるだけに通貨政策や景気浮揚対策と関連付けて見守る必要がありいまは中立的な見方が多い」と話した。

「半導体錯視」が去った後にさらに大きな苦痛を味わわないようにするには、新産業育成にさらに力を注がなければならないという指摘が出る。ソウル大学経済学科のアン・ドンヒョン教授は「建設・不動産中心の成長はすでに限界に至っており、半導体中心の成長も持続可能ではないだけに一日も早く新しい成長・基本技術を支援する知識産業を中心に構造を転換しなければならない。30年間以上莫大な資金を投じてもユニコーン企業数社以外には国民全体を食べさせるほどの企業を育てられなかったのがブーメランとなり依然としてK字形成長の形で経済を押さえ付けている」と強調した。

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    23日、京畿道の平沢港に輸出用コンテナが積まれている。[写真 ニュース1]
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