<冬季五輪>韓国ショートトラック女子、「プッシュ」の瞬間に8年の冷気が溶けた…沈錫希と崔珉禎が和解
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.20 08:12
沈錫希(シム・ソクヒ、29)の両手が崔珉禎(チェ・ミンジョン、28)の体に触れた瞬間、氷上に漂っていた8年間の冷気が一瞬にして晴れていった。力強く伸びた沈錫希の腕の筋肉には、かつてのわだかまりではなくチームメイトに対する切実な推進力が込められていた。その力を全身で受け止めた崔珉禎は、まるで長年のくびきを投げ捨てるかのように氷の上を軽やかに滑走した。ミラノの冷たいリンクの上で繰り広げられたこの熱い「プッシュ」は、韓国ショートトラックが失っていた信頼と競争力を取り戻す象徴的な儀式でもあった。
19日(日本時間)、イタリアのミラノ・アイススケートアリーナで開催された2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック(五輪)。ショートトラック女子3000メートルリレー決勝で、崔珉禎・キム・ギルリ・盧都熹(ノ・ドヒ)・沈錫希が「ワンチーム」となって文字通り一丸となった韓国は、4分04秒014の記録でフィニッシュラインを通過し、8年ぶりに世界の頂点に返り咲いた。