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「生きた組織を食う寄生バエ」襲来で非常事態宣言…米テキサス騒然

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.10 15:13
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米テキサス州が「生きた組織を食う寄生バエ」と呼ばれる新世界ラセンウジバエ(New World Screwworm、NWS)の流入に備え、災害対応体制に入った。

5日(現地時間)、テキサスのグレッグ・アボット州知事は予防的災害宣言を発令し、ラセンウジバエの北上の可能性に先手を打つと明らかにした。アボット知事は声明で「州法は家畜や野生動物、財産に深刻な被害を与えかねない害虫拡散の脅威を防ぐため、事前に措置を取ることを認めている」と述べた。

 
新世界ラセンウジバエは南米とカリブ海地域でよく見られる寄生性のハエの一種だ。このハエは恒温動物や家畜の組織に卵を産み、まれに人にも寄生する可能性がある。米疾病対策センター(CDC)によると、ラセンウジバエは開いた傷口に卵を産みつける。またCDCは「ラセンウジバエは一度に200〜300個の卵を産み、10〜30日の寿命の間に最大3000個の卵を産む」と説明している。

ラセンウジバエが組織に卵を産みつけると、ふ化したウジ(幼虫)が組織を侵食して致命的な被害を与える。実際、昨年米フロリダ州ではドミニカ共和国を訪れた後に感染した患者から、ラセンウジバエの幼虫100〜150匹が除去された事例が報告された。当時、病院側は幼虫の数があまりに多く、吸引装置が詰まるほどだったとしている。

アボット知事は公園・野生動物局と動物保健委員会に共同対応チームの編成を指示し、ラセンウジバエ対策の専任組織を立ち上げた。また、拡散を阻止するための大規模施設の建設も推進している。「不妊の雄バエ」を放して繁殖を遮断する方式で、1960年代にも同じ方法でラセンウジバエを根絶した前例がある。

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    2026.02.10 15:13
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    新世界ラセンウジバエ(New World Screwworm、NWS)の幼虫。[写真 米疾病対策センター(CDC)]
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