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G20から排除されると、メラニア夫人のドキュメンタリーの上映を中止…米・南ア関係は悪化の一途

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.02 07:46
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米国と南アフリカ共和国の関係が悪化の一途をたどっている。米国政府が、今年自国で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議から南アフリカを排除した中、南アフリカではドナルド・トランプ米大統領の妻、メラニア夫人が出演したドキュメンタリー映画の上映が中止された。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は1月28日(現地時間)、「メラニア夫人を扱ったドキュメンタリー映画『メラニア』が、南アフリカの映画館で上映中止となった」とし、「南アフリカの配給会社はこの日、配給の中止を決定した」と報じた。南アフリカの配給会社フィルムフィニティ(Filmfinity)のマーケティング責任者、Thobashan Govindarajulu氏はNYTに対し、「最近の状況を考慮し、該当地域での劇場公開を行わないことを決定した」と明らかにした。

 
同氏は「最近の状況」について具体的には説明しなかったが、一部では米国との関係悪化が映画の公開に影響を及ぼしたのではないかという推測が出ている。NYTは「映画上映中止の決定は、南アフリカと米国が互いに敵対視している時期に出された」とし、「多くの南アフリカの人々が米国に対して怒りを抱いている」と伝えた。

米国と南アフリカは、昨年1月のトランプ第2期政権発足当時から対立を深めていた。トランプ大統領は、南アフリカが歴史的な不平等の解消のために導入した「土地収用法」が、白人に対する差別的待遇だとして批判した。また、南アフリカで白人農家が殺害されているとも主張した。トランプ大統領は昨年5月、ワシントンD.C.のホワイトハウスで開かれた南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領との首脳会談でも、該当の問題を取り上げ、弾圧中断を強く求めたことがある。当時、トランプ大統領は「白人農家の集団殺害」疑惑に関する記事をプリントアウトし、ラマポーザ大統領の面前で振りかざして見せたりもした。

これに対してラマポーザ大統領は、「我々はそうした行動に全面的に反対する」とし、「我が国に犯罪はあるが、残念ながら犯罪行為によって死亡しているのは白人だけではなく、大半が黒人だ」と反論した。それでもトランプ大統領は持論を曲げず、昨年11月に南アフリカのヨハネスブルグで開催されたG20首脳会議への欠席を宣言した。

さらにトランプ大統領は「南アフリカはもはやG20に属する資格がない」とし、南アフリカのG20追放まで示唆した。実際に、今年のG20議長国となった米国は、先月から南アフリカをG20関連の会議から排除している状態だ。南アフリカは、英国がG20議長国となる来年に復帰する方針を明らかにしている状況だ。

英国のBBC放送は「南アフリカが2023年に国際司法裁判所(ICJ)に対し、イスラエルを集団殺害(ジェノサイド)の疑いで提訴したことも、トランプ大統領の怒りを買う一因となった」と分析した。

両国関係が悪化した中、南アフリカは今年初め、中国・ロシア・イランと共に海軍合同演習を実施した。南アフリカは、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカを主軸とした新興経済国連合体)の加盟国だ。

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    2026.02.02 07:46
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    昨年5月、米国ワシントンD.C.のホワイトハウス執務室で、トランプ大統領(右)と南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領が会談している様子。ロイター=聯合ニュース
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