【社説】「非核化」抜けた米国防戦略、北核を容認するのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.26 14:55
トランプ2期目の国家防衛戦略を盛り込んだ「2026国防戦略(NDS)」が23日(現地時間)に発表された。米国は本土防衛に集中するという原則の下、同盟国の安保分担拡大を主な政策方向として提示した。「米国は同盟国の指導者の無責任な選択による安保の空白を埋めない」という表現までが登場した。全世界の警察国家の役割を単独で担わないということであり、米国優先主義に集中するという基調を国防分野にまで拡大したのだ。同盟国の韓国の負担も大きく増えるしかなく、徹底的な対応が必要だ。
新しいNDSには韓国としては強く懸念される点がある。北朝鮮の核武力力量が日増しに増加しているという評価を入れながらも「非核化」には言及していない点だ。これに先立ちホワイトハウスが昨年末に公開した国家安全保障戦略(NSS)に続いて、今回の国防戦略でも北朝鮮の非核化が抜けたというのは、単純な表現上の違いでなく米政府の基調が変わっているというシグナルと解釈できる。実際、トランプ大統領は昨年1月の就任当日、北朝鮮を核国家(Nuclear Power)と表現し、何度も北朝鮮の核を認めるような姿を見せてきた。昨年10月の訪韓当時には金委員長との会談を提案しながら、対北朝鮮制裁解除の可能性にまで示唆した。このためワシントンポスト(WP)が最近の社説で指摘したように、韓半島(朝鮮半島)非核化はもう米国の選択肢ではなくて、結局は北朝鮮の核を認める方向に転換するのではという疑問が生じるしかない。