エヌビディアが差し出した手も振り払った…チップ384個の中国「チップ海戦術」
「中国に米国製半導体を売らなければ、ファーウェイだけ大きくなる」。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の仮説が現実になっている。中国の税関当局がエヌビディアの高性能人工知能(AI)アクセラレータ「H200」の輸入通関を遮断したとフィナンシャル・タイムズが17日に報道した。エヌビディアは先月、トランプ政権からH200の中国向け輸出許可を受けた。しかしその中国が「ファーウェイを育てる」として輸入の規制に出たものだ。
これまで米国は中国とのAI技術競争で核心ボトルネック封鎖戦略を展開した。AI開発の根源であるコンピューティング能力を遮断するために2022年から先端AI半導体と装備、広帯域メモリー(HBM)の対中輸出制裁を高めてきた。だがフアンCEOらはこれがむしろ中国の「半導体自立」を繰り上げると主張してきた。