【コラム】21世紀の「スプートニク・モーメント」のための大韓民国の選択(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.07 15:19
国際秩序が揺れ動いている。第2次世界大戦以降の世界平和を支えてきた「パクス・アメリカーナ」は歴史の裏側の道に消えつつある。自由貿易に基づいて構築されたグローバル分業システムは各国の利害関係により徐々に崩れている。関税障壁とサプライチェーン再編を前面に出した米国優先主義は世界経済の不確実性を増幅させていて、新冷戦体制は各国を激しい軍備競争に向かわせている。これはドナルド・トランプ大統領が「米国を偉大に」するという野心に満ちた計画を再稼働しながら起こしたバタフライ効果だ。
今日の世界は技術覇権戦争の真っ只中にある。最先端ハイテク技術はもう単なる産業生産の道具ではない。ブロック経済と集団安保システムが力を失い、ハイテクが国防、経済であり領土である「技術安保」と「技術主権」のパラダイムがその場を占めた。その中心には人工知能(AI)がある。グローバルテック企業は自動運転、ロボット、スマートファクトリーなど現実世界と結合した「フィジカルAI」を向かって疾走していて、自ら思考する汎用人工知能(AGI)と超知能(ASI)時代も遠くないというのが専門家らの予測だ。