【社説】大激変の序幕ベネズエラ事態…対岸の火事でない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.05 11:26
新年早々トランプ発ショックが全世界を強打した。米国は一昨日(3日)、電撃軍事作戦でベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を逮捕した後、米国に移送した。トランプ大統領の米国優先主義は、自国の利益のために必要なら他国に対する軍事介入も辞さないという宣言と変わらない。関税戦争で触発した通商秩序の改編に続く国際情勢の大激変を知らせる序幕だ。
安全保障や通商などあらゆる面で対外依存度が高い韓国には対岸の火事でない。米国の軍事作戦は昨年末公表された新しい国家安保戦略にある西半球(南北アメリカ)掌握力強化方針と無関係でない。トランプ大統領は「外部勢力が西半球でわが国民を略奪し、我々を半球の外に追い出すことを決して容認しない」と強調した。半面、西半球の外の事案には消極的な立場を見せる可能性がある。米国が「世界の警察」から「西半球の警察」に後退する「ドンロー主義」(19世紀の米孤立主義を代表するモンロー主義にドナルド・トランプを合成した言葉)が現実化すれば、その余波は我々に及ぶ可能性がある。米国が欧州ではロシア、アジアでは中国の影響力を一定部分認める、いわゆる「強大国結託の時代」の序幕になるという懸念もある。