【コラム】2026年のドル・元・円の行方
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.05 10:57
2026年のアジアの金融は域内景気よりドル、元、円で構成された主要通貨の力学に大きく左右されそうだ。米ドルは方向を決め、中国人民元は変動の下限線を設定し、日本円は市場不安期にだけ影響力を見せる構造だ。この構造が今年のアジアの為替の限界を規定するだろう。
ドルの影響力は2026年も圧倒的である公算が大きい。米国の金利が徐々に低くなっても米連邦準備制度理事会(FRB)は市場の期待より慎重な緩和経路を選ぶ可能性が高い。その結果、米国債利回りは比較的高い水準を維持し、世界的なドル流動性も限定的だろう。これは資本の流れが米国の政策シグナルに敏感に反応し、アジア通貨の上昇余力が制約されるという意味だ。ドル高局面では域内通貨がファンダメンタルズと関がなくともに下落傾向を見せやすい。