マドゥロ氏、一夜にして追放…容赦のない「ドンロー主義」台頭(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.05 09:26
闇が深く覆った3日未明(現地時間)のカリブ海。米陸軍最精鋭の特殊部隊「デルタフォース」の作戦がひっそりと展開されていた。「確固たる決意(Absolute Resolve)」という名称がついた、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の逮捕・連行作戦だ。首都カラカスを覆った爆発音と炎の中、隠れ家に身を潜めていたマドゥロ大統領は妻とともに米軍に生きたまま捕まった。トランプ大統領が前日午後10時46分に作戦開始を命じてから143分後のことだった。
真夜中に電撃的に展開されたマドゥロ追放作戦は、ドナルド・トランプ大統領の「ドンロー宣言(Donroe Doctrine)」が現実化したことを知らせる号砲だ。トランプ第2期政府が外交・安保政策の最優先順位として掲げた「西半球(アメリカ大陸)覇権回復」の意志を、実際の武力行動で示したためだ。ドンロー宣言とは、「ドナルド」とモンロー宣言(欧州の内政に米国が介入しない代わりに、欧州の西半球への干渉も容認しないとした1823年当時のジェームズ・モンロー米大統領の宣言)を合わせた言葉だ。