【コラム】アジアであることを拒んできた日本のジレンマ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.26 15:07
もし誰かから「日本はアジアか否か」という質問を受けたとしよう。あまりにも基礎的な常識レベルの問いなので、答えるまでもないと感じる人が大半だろう。ところが、この問いを当事者である日本人に投げかけた場合、事情はそれほど単純ではない。今日でもこの質問に即答することをためらう日本人が少なからず存在するからだ。もちろん、日本が地理的にアジアに位置しているという事実まで否定するわけではない。ただ、心理的あるいは集団感情のレベルでは、アジアと日本は別物だと認識しているのである。こうした現象の根底には、日本人だけの近代経験が横たわっている。その最初のボタンが「脱亜入欧」という理念だった。私たちが知る「近代日本」という社会は、この言葉が標榜している後進的なアジアからの差別化、そして先進的な西洋との同一化という方向性の中で形成された。
◇アジアが存在しなければならなかった理由