【コラム】転換点を迎えた韓国の焼肉食文化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.25 14:06
1994年、韓国の国民1人当たりの肉類消費量は25.8キログラムだった。2004年には31.3キログラム、2014年には45.39キログラムを経て、2024年には60キログラムを超えた。この肉類消費量のうち、半分が豚肉だ。外食を中心に発展してきたサムギョプサルをはじめとする豚焼肉の消費文化が肉類消費増加の中心に位置しており、特にコロナ期を経て、家庭で肉を焼いて食べる頻度が急速に増えた。Kバーベキュー文化が頂点を迎えたのは、2022年、パンデミック終了直後のことだった。その後、家庭での豚焼肉消費の比重はやや減ったものの、外食における急激な増加によって、豚肉消費増加のピークを記録した。
ところが今年初め、飲食店に豚肉を供給する食肉加工会社に勤める知人が興味深い話をしてくれた。この約30年間、一度もなかったこと、つまりサムギョプサルの在庫が積み上がる事態が、ときどき発生しているという。さらに、米国産輸入牛肉の価格高騰によって、牛焼肉の外食業者も客減少で苦境を訴えた。