【社説】「韓国ウォンの屈辱」いつまで続くのか…短期対策も速度を出すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.24 14:40
昨日のソウル外国為替市場で韓国ウォンは1ドル=1483.6ウォンで取引を終えた。4月9日(1484.1ウォン)以来のウォン安ドル高だ。最近、世界通貨のうち特にウォン安が目立つ。過去6カ月間に10%近く値下がりした。主要通貨が属するドルインデックスと比べても大きく落ち、アジア新興国の通貨より下落幅が大きい。為替レートが一国の経済の基礎体力を反映するという点で、アジア最弱体通貨に転落したというのは「韓国ウォンの屈辱」だ。
経済危機でもないのに深刻なウォン安が続くのにはそれなりの理由がある。ビッグテックを前面に出しながら米国は革新を続けるが、韓国の成長率は潜在成長率にも達しない。景気浮揚のための果敢な赤字財政と緩和的な通貨政策による韓米の金利差で資金が流出してウォン安になった。韓米関税交渉による対米投資も負担だ。国民年金と個人の海外株式投資もウォン安要因となっている。韓国銀行(韓銀)が昨日発表した金融安定報告書によると、今年7~10月、個人投資家は国内株式の場合23兆ウォンの売り越し、海外株式は103億ドル(15兆2800億ウォン)の買い越しとなった。ここに個人の海外上場指数ファンド(ETF)投資まで含めると、最近のウォン安には個人投資家が少なからず影響を及ぼしたとみられる。