【社説】北朝鮮の歓心買うために休戦ラインも譲歩するというのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.23 17:57
韓国軍合同参謀本部が9月に、韓国軍の軍事地図上の軍事境界線(MDL)と国連軍司令部のMDLが異なる場合、より南側の線を基準として対応しろという警戒作戦指針書を前方部隊に伝えていたことがわかった。MDLは1953年に国連軍と北朝鮮・中国が休戦協定を締結して画定した休戦ラインだ。「軍事境界線」と表示した1292本の杭を設置し、これをつなげた仮想の線を南北の境界とした。現在1000本以上の杭が毀損され、洪水などで地形が変わり休戦協定当時に決めたMDLが不明になったところが一部ある。
合同参謀本部は22日、「表示板が識別できない地域では(韓国軍の)軍事地図上のMDLと国連司令部のMDLの連結線を総合判断して措置している」と明らかにした。言葉は「総合判断」としたが、韓国軍が2015年に作成した軍事地図と国連軍司令部のMDLが一致しない場所は両方のうちより南側に引かれた線を基準として対応せよというのが新しい指針だ。韓国軍の地図のMDLが国連軍の地図より南側にあれば韓国軍の地図を、反対の場合は国連軍の地図のMDLを休戦ラインと見なす形だ。一部地域は数十メートルの差があるという。境界が不明確な地域で混乱を防ぎ南北の偶発的な衝突を防ぐための次元というのが韓国軍の説明だ。