【コラム】台湾海峡の波、日本で止まらない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.16 14:32
高市早苗首相の「台湾有事における日本介入可能」発言をきっかけに触発した中日間の対立が長期化する状況だ。中国はこの発言の撤回を公式的に要求し、外交・軍事・経済の全般で圧力の強度を高めている。単純な外交的舌戦でなく、両国関係の構造的緊張がまた水面上に浮上している。
今回の葛藤の出発点となった高市首相の発言は、第2次安倍内閣が2016年に制定した安全保障法制に基づく。この法制は、台湾周辺で米軍と中国軍が武力衝突し、その余波が日本の存立を脅かす事態に広がる場合、これを「存立危機事態」と規定できるようにした。中国軍の攻撃を事実上日本に対する攻撃と見なし、集団的自衛権を制限的に認めた制度的装置だ。