行政署名網ハッキング被害…韓国政府、2カ月前に把握しながら共有せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.20 13:47
米国のセキュリティ分野専門メディア「Phrack Magazine」が2カ月前に、韓国政府が運用中の行政電子署名システム(GPKI)のハッキング被害を報じていたにもかかわらず、政府がその間、各部処間で情報共有もせずに事実を隠していたことが分かった。GPKIは公務員の身元確認や文書の偽造・改ざん防止などの機能を提供する主要な電算システムだ。
19日、Phrack Magazineによると、同誌は8月7日(現地時間)、米サンフランシスコで開催されたサイバーセキュリティカンファレンスである「DEF CON」に合わせて創刊40周年記念号を発行した。この記念号には、韓国政府のハッキング事実を扱った報告書「APT Down : The North Korea Files」が掲載された。セキュリティの脆弱性を発見するホワイトハッカーとして知られる「Saber」と「cyb0rg」が共同作成したこの報告書には、北朝鮮のハッキング組織「Kimsuky」によるGPKIへの侵入事実と、どのようにして機密情報を抜き取ることができたかなどが記されていた。ただし国家情報院は、ハッキングの主体について「(Kimsukyと)断定できる技術的証拠は不足している状況だ」と説明した。